部室跡探検報告

10月4日に西高で開かれた「1967年卒業生ライブ＠西高視聴覚室」に行ってきました。
昔は視聴覚室なんてなかったけど，図書館の下のあそこだろうと思って行ってみると，予想と大違いで特別教室棟の2階ということでした。
しかし，「特別教室棟」も聞いた事がない。いったいどこだろう思ったら，何のことはない，かつて「新館(もしかしたら新校舎)」と呼ばれていた，校舎と体育館を結ぶ渡り廊下の途中にある，1年の時に8組と9組の教室があった建物の名前が変わっていたのでした。

昔，この教室の2階には2つの部屋があり，奥の1部屋は和室，手前の1部屋には，園芸部，写真部，数学部，ギター部，映画幻灯愛好会，社研部の6つの部室がありました。元写真部員としては，当時の悪事の巣がどうなっているか興味津々。ライブそこのけで部室(だったところ)の写真を撮ってきました。6つのクラブの関係者しか興味のないネタかと思いますが，気にしないで公開します。

まず，階段を上がったところのベランダ。がらくたがなくなってすっきりしていますが，基本的には昔のままです。


中に入ると，2つの部屋がぶち抜かれて1つの部屋になり，かつての部室の３つ分と和室のスペースが視聴覚室の本体になっています。天井の手前側にある梁が部室と和室の境の壁の跡で，この梁より手前の部分の右から社研，映幻，ギター部の部室があったところです。この写真はリハーサル中です。


ギター部だったところには，バンドの人の楽器ケースが置いてあるのが，なんとなくうれしかったり…。


園芸部だったところの3分の2ほどは，上がり口と下駄箱のスペースになっていました。そういえば，昔もここが入り口だった…。


園芸部の残り3分の1と写真部と数学部の跡地は「映写室」になっていましたが，今時，フィルムを上映するような事もないからか，実質的には物置といった感じです。でも，昔の部室もこんな感じでガラクタが積み上がっていたな…。ここだけは，昔の雰囲気が残っているのかもしれない。


ギター部の部室から外を見たところ。さすがに墓地がなくなっているような事はありませんが，塀が高くなっていました。竹藪整理ボランティアの活動を防ぐためでしょうか。

面白い。その下の教室で勉強しました。上の部室というところも何度か足を運びました。お茶室には縁がありませんでした。墓石がきれいだなぁ。ホームルーム合宿で肝試しをやった頃は墓石の形が紡錘型だった気がする。

え〜と。
紡錘型の墓石は坊塔と言いまして，名前の通り坊さんの墓の石塔です。
この型の墓石が集まっている一角は歴住墓地といって歴代住職の墓地です。
こんなところで肝試しをやっているのが見つかったら，ものすごく怒られたと思います。見つからなくて良かったですね。

ちなみに昔の写真でも普通の人の墓は四角い墓石です。
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