浦和西高1973(昭和48)年卒同窓会

正樹院橋の下を見沼が流れ われらの恋が流れる…

貧しい同窓会に愛の手を

カンパ箱 自慢する事ではありませんが,同窓会は貧乏しています。前回の同窓会の時,カンパ箱を持って会場内をさまよい歩く幹事の姿をご記憶の方も多いと思いますが,今回も同じくお金がありません。それなら,会費を値上げすればいいじゃないかと考えるのが普通なのでしょうが,根が貧乏性なものでおいそれと値上げなどとは言い出せません。その代わり,会場内の飾りを削ったりと,いじましい節約の努力を続けていますが,まだ足りません。そこで,みんなにもこの貧乏を分かち合っていただきたいと考えて,寄付のお願いです。

事業やギャンブルで,一発当てた資金の使い途に困っている方,それはそれは,さぞかしお困りのことでしょう。ご同情いたします。しかし,困ったときにはなつかしい旧友の姿を思い出してください。困った友を助けてこそほんとの友です。同窓会の全員があなたの悩みの解決をお手伝いします。遠慮はいりません。いつでも連絡ください。

退職金で第二の人生を優雅にすごそうとお考えの方,長年の苦労から解放されて,これからは自由な人生ですね。おめでとうございます。
でも,その喜びを旧友にもお裾分けしていただけませんか? 残りの人生が何年かわかりませんが,いくら医学が進んだと言っても1年や2年の誤差はあたりまえです。それなら,1年分の生活費を同窓会に寄付してもたいした事はありませんよね。喜びは多くの人数で分かち合えば合うほど大きくなります。是非とも同窓会にご寄付ください。

地主の館 先祖代々の土地の管理でお困りの方,「児孫のために美田を買わず」と言います。いくら子や孫が可愛いからといっても多額の財産を残せば,子や孫はその財産に依存して安逸な生活を送るようになり,やがては伝統あるあなたの一族の衰退にもつながりかねません。
「獅子は我が子を千尋の谷に突き落とす」とも申します。 真に子や孫のことを思うなら,財産を残すことなど考えずに放り出し,自分の力で大きく育つのを見守るのが本当の愛情というものです。先祖から受け継いだ土地をあなたの代で減らすことに抵抗があるかもしれませんが,その土地代を浪費せずに同窓会に寄付すれば,ご先祖方もお喜びのことだと思います。子孫のため,先祖の供養のため,そしてあなたの極楽往生のためにも土地を売って同窓会に寄付しましょう。

寄付はしたいが,大金の持ち合わせのない方,正直なことをいいますが,金持ちはケチです。寄付をするのは売名になるときだけです。「長者の万灯より貧者の一灯」というように,貧しい人の誠意のこもったわずかな寄付の方が,金持ちの世間体を飾った多額の寄付より勝っています。ここまでの金持ちへの呼びかけは冗談ですが(でも,くれるならもらいます),この項目だけは本気です。同窓会のみなさんが少しずつでも寄付してくれれば,大きな助けになります。何かのついでに少しでいいですからカンパしてください。あなたの100円が当日のコップ一杯弱のビールになります。よろしくおねがいします。

寄付の方法

呼びかけていながら,具体的な方法は考えていなかったりします。とりあえず,同窓会の会費を振り込む時におまけをつけて振り込んでくれたり,当日の受付に設置予定のカンパ箱に放り込んでください。
なお,多額の寄付なので同窓会会場のステージで贈呈式を行いたいという方は相談に応じますが,現金運搬用の台車も一緒に寄付してください。